ボロフェスタ2016 THE 15th ANNIVERSARY

2016.10.28(fri)・29(sat)・30(sun)
@京都KBSホール&METRO

INTERVIEW

“ボロフェスタの歴史≒仕事歴”な照明プランナーが語る ウラ側から見る「予定外だらけのフェス」ボロフェスタ

2016年8月24日

“ボロフェスタの歴史≒仕事歴”な照明プランナーが語る ウラ側から見る「予定外だらけのフェス」ボロフェスタ

髙田政義

光と空間演出プランニングの「株式会社RYU」所属の照明プランナー。
照明の仕事を始めて一番最初に自身でデザインしたのが、2002年のボロフェスタ第一回目開催。
ボロフェスタの前身的イベント「フライパンベイビー」スタッフ。

ボロフェスタと他のフェスはどう違う?

「とにかくいつも予定外。でも予定外は予定通り。笑」

ボロフェスタってすごい自由なんですよね。誰が自由ってもう全員自由なんですよ。笑
「予定」を決めすぎないみたいな。そこに流れる空気が何にも縛られていない感じがあると言うか。予定調和感ゼロというか。笑 事件的なことがたくさん起こってるんですよね。でも演者もお客さんもハプニングを楽しむのがすごい上手くて、たとえハプニングが起こっても全然しらけない雰囲気なんですよ。何かおもしろいこと起こった!みたいにむしろ盛り上がる。予定調和じゃないところから生まれる、新しいことを楽しめる。そんな雰囲気が溢れるフェスですボロフェスタは。

もちろん事故はダメですよ?怪我したら結局楽しくないし。でもその寸前まで楽しめるって言う魅力もありますよね。楽しめるイレギュラーなことがたくさん起こるって言う感じですかね。あの規模感であれ程自由な雰囲気を保っているのは非常に特殊だと思います。有名なバンドもたくさん来るのにそんなにイレギュラーなことばっかりで大丈夫?みたいな。笑

髙田政義
 

ボロフェスタの歴史を知る照明プランナーが、ボロフェスタ初心者のために楽しみ方を伝授

「エンドロールまで見て帰る」それがボロフェスタのフルコース

1日音楽に囲まれて、お酒飲んでいい気分になって、最後にエンドロールムービーを見て帰るのがボロフェスタの最高の楽しみ方。フルコースで堪能するなら必ず見ていってください。その日のダイジェストと、次の日のタイムテーブル、お客さんやスタッフの様子が映し出されて、最後に主催者、スタッフがボロフェスタを創り上げていく上での想いが流れるんですよね。もうそれがすんごい良いんですよ。全然あれですよ。「感動」とか綺麗な感情だけじゃないですよ。笑 今年も無事終わった。とホッとする感情とか、今年はこんなことが起こったなあ。と思い出したりとか。

髙田政義

いろんな感情ごちゃ混ぜで気持ちは忙しいんですけど。エンドロールムービーを見ながら整理するというか。予定外だらけでノージャンルのフェスをまとめてくれる役割というか。
まあ、とにかく最後の最後まで楽しむことを強くお勧めします。
僕は照明だから、エンドロールが始まる時に照明を落として、終わった時に照明を戻すんですよ。そうすると拍手が起こるんですよね。僕はその瞬間がね。たまらなく大好きなんです。

 

この年は特に印象に残っている!というボロフェスタ

ブッキングは一級品。タイムテーブルは事件的

僕はボロフェスタのブッキングが大好きなんですよね。パッと見たステージが全部カッコいいんですよ。いわゆる売り上げチャートみたいなのは一旦無視して、本当に自分たちが好きな音楽だけを集めたブッキング。どこよりもアヴァンギャルドなブッキングです。日本の中でも間違いなくトップクラスなんですよね。世界はちょっと行ったこと無いんでわからないですけど。笑

そこに加えて事件的なタイムテーブルがあるから面白いんですよ、ボロフェスタって。確か2014年だったかな。すごい象徴的にそれが出てるブッキングがあって。「odd eyes」ってバンドと「contact Gonzo」っていうアーティストが一緒にやっていて。

フロアの真ん中で「contact Gonzo」ならではの肉体接触の激しいパフォーマンスと、「odd eyes」の音が混じり合うっていう演出が合ったんですよね。もうそれがすごくパワフルで。それでその高ぶった状態で「Limited express (has gone?)」が始まって。お客さんはもう最高潮。アドレナリン大噴出。笑

もうこれは事件だって思いました。あの流れは狙ってたのかな?それも定かじゃないですけど、もしかしたらある意味「予定外」だったのかも。笑

髙田政義
 

最後にボロフェスタ初心者に一言

「期待はいいけど、気負わずに。予定外を楽しんで。」

ブッキングの質は間違いないし、タイムテーブルも特徴的なフェスだから、期待は大いにしてもらって大丈夫です。ものすごい楽しいと思いますよ。でも、気負って行くのはNGです。音楽好きならただいるだけで楽しいはずですから。

予定調和のない感じだったり、ノージャンルでカオスなところだったり、すごい強いクセみたいなのはあるんですけど、それはある特定の人しか楽しめないって意味じゃない。もちろんハプニングを楽しむ気持ちは持っていった方が良いは良いんですけど、別に絶対じゃなくても大丈夫です。ものすごい広く開かれた場所で、音楽好きなら誰でも楽しめるようになってます。 期待は持って、気負わずに、フラ〜っとお越し下さい。

 

RYUの照明プランナーが今年注目するアーティスト!

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

髙田「とっても好きなので。個人的に見たいです。ボロフェスで出会いました。」

ニーハオ!

ニーハオ!

髙田「西部講堂時代のボロフェスタで始めて見ました。CD持ってます!」

清 竜人25

清 竜人25

髙田「25になってからはまだ見たことないんです!楽しみです。」

 

株式会社RYU

光と空間演出のプロフェッショナル「RYU」
ボロフェスタ初開催から照明を担当

 

RYU

株式会社 流(RYU)

京都事務所
〒606-8171
京都市左京区一乗寺西水干町4
Tel 075-722-3354
Fax 075-722-3360
Map

KYOTO office

4 Nishi mizuhoshi-cho,Ichijoji,
Sakyo-ku,Kyoto,606-8171
Tel+81-75-722-3354
Fax+81-75-722-3360

 

東京事務所
〒105-0004
東京都港区新橋5丁目28-6
Tel 03-6430-9285
Fax 03-6430-9286
Map

TOKYO office
5-28-6 Shinbashi,Minato-ku,
Tokyo,105-0004
Tel+81-3-6430-9285
Fax+81-3-6430-9286
MailE-mail:office@ryu-co.jp

 

事務所営業時間
平日(AM10時〜PM18時/12時〜13時を除く)
[土・日・祝日・年末年始休業]
※お電話でのお問合せは上記時間内にお願いいたします。

writer:Kawamura Tetsuya
camera:Yamazaki Takahiro