陽だまりと旅の記憶、Laura day romanceが描く1日の情景
異国の地に舞い降りたかのように陽気なSEで登場したのは、Laura day romance。透き通るように心地いい井上花月（Vo）の歌声と、木漏れ日のようなメロディラインが優しく心を包み込む。穏やかなリズムに身を任せ、観客たちは自然と横揺れしながらその世界に引き込まれていった。
様々な国を旅しているような多彩な楽曲が並び、セットリスト全体で一日の情景や感情の移ろいを描き出す。今回、イベント初出演となった彼女たちは「もう出られないかもと思っていた」と語りながら、喜びと感謝を音に込めた。
朝の心地よさから夜のダンスフロアまで、いくつもの表情を見せる音楽がフロアを満たし、一本の映画を観たような多幸感を残してステージを後にした。
Text by 音楽インフルエンサーRYO
Photo by Mitzki（from Von-fire）
