ボロフェスタ2025

tricot

縦横無尽の変拍子 京都の街に夕陽が沈みはじめた頃、BIG RIGHT STAGEに登場したのはtricotだ。 「おまえ」「おもてなし」「右脳左脳」と、新旧の楽曲を織り交ぜながら次々と演奏を繰り広げていく。変拍子を縦横無尽に駆け抜け、自...
ボロフェスタ2025

Limited Express (has gone?)

爆音の渦に身を投げろ 「せーの!」というYUKARI(Vo)の叫びを合図に、爆音が炸裂。 街の底STAGE全体をうねらせるシャウト、ギター、ベース、サックス、ドラム。 それはまるで、「これがLimited Express(has go...
ボロフェスタ2025

堀池ゆめぁ

むじゃきから狂気までをうたにのせて 鉄パイプの断片と石、フラスコ、キーボード、アコースティック・ギターが無造作に置かれたどすこいSTAGE。彼女は座り込み、即興演奏を始めた。 石を叩く音、キーボードをなぞる指先、声にならない叫び。子ども...
ボロフェスタ2025

vq

即興演奏に芽吹いた幻のような時間 今日はどんな景色が見られるのだろう、そんな期待を胸に訪れたどすこいSTAGEに佇んでいたのは、vqだった。 ライヴが始まると、机に並べられた6台のiPhoneを静かに操りはじめる。内蔵されたサンプラーか...
ボロフェスタ2025

RAINCOVER

熱く自由で、真っすぐ。これがRAINCOVERだ! 赤いライトで照らされた街の底STAGE。1音目から激しいロックの波動がフロアを掴んで離さない。 「ボロフェスタ始まってるぞ!」 その一声に、観客が思わず大きく手を掲げた。RAINCO...
ボロフェスタ2025

あらかじめ決められた恋人たちへ

ステンドグラスが照らし出す轟音と哀愁のフィナーレ 特設ステージ「Boro the Party」でクラブ・シーンの熱狂が渦巻いたあと、ボロフェスタ2日目のトリを飾ったのは、あらかじめ決められた恋人たちへ。 長年のキャリアで培われた風格...
ボロフェスタ2025

lilbesh ramko

エネルギーが渦を巻く lilbesh ramkoが「Boro the Party」に登場!KBSホールのフロア中央に突如現れ、360°オーディエンスに囲まれた特設ステージ。その中心から1曲目「haikai:pop」のイントロが解き放たれた...
ボロフェスタ2025

Uztama

無二の音楽がフロアを揺らす 夕刻のボロフェスタ、どすこいSTAGE。マーシャル・アンプを背に登場したのは、SSW / トラックメイカーのUztamaだ。そのライヴは、音楽の未来に一筋の光が差すような、唯一無二の音楽性に胸が高鳴る時間だった...
ボロフェスタ2025

KAIRUI

京都に響きわたったKAIRUIの音風景 音楽に境界はない。ロック・バンドが立て続けにフロアを沸かせていくなか、どすこいSTAGEにはボーカロイドを用いるソングライター/トラックメイカー・KAIRUIが姿を現した。 エレクトロニカを基調と...
ボロフェスタ2025

いちやなぎ

15時の京都を包む、豊かな歌声とメロディー 昨日とは打って変わって晴れ渡ったボロフェスタ2日目の午後3時。秋の陽射しが差し込むどすこいSTAGEに、いちやなぎの音楽がそっと溶け込んでいく。 1曲目「一つ屋根の下で」が始まると、柔らか...