期待を背に挑んだメインステージ
1曲目「反面教師」が始まると、まさかのステージ後方フロアからメンバーが登場。ホールの中心には、彼女たちを取り囲む即席の円形ステージが完成し、そのなかをメンバーたちが縦横無尽に駆け回る。
 脚立の頂上に立った小清水美里のボロフェスタコールが火種となり、フロアの熱気は一気に爆発した。その後はメインステージ上でパフォーマンス。
 「麗しのタンバリン」ではクールな一面を、「傾いてる」では打って変わってキュートな一面を見せた。
 MCでは、ホール内でパフォーマンスをすることを「期待の表れ」だと桜寝あしたは胸を張って語った。曲ごとにまったく違う表情を見せる彼女たちの変幻自在ぶりこそが、他のアーティストでは成し得ない「彼女たちにしか魅せられない感動」であった。
Text by 尾関翔哉
Photo by kazuki.y



