From台湾、謝謝
Mikan Hayashi(Vo&Gt)のマイクには、赤いランタンが下げられている。
Crocus Huang(アース)(Ba)の手拍子とベースアクトで、徐々に観客が気持ちよく揺れていく。
「仕事」では、低音から徐々に助走をつけて伸びやかに歌われるサビが美しかった。
「謝謝」と感謝を伝え、「最後まで楽しんで!」と、観客と心を通わせた。
「初めましての人に贈る歌です!」と、「Nice to 密 you.」をフロアに届けた。
まろやかで心地よいメロディに乗って思い思いに身体を揺らす観客の姿があった。
台湾のバンドであるため初めて観る人も多かったと思うが、音楽がコミュニケーションの媒体となり、一体感のある素晴らしいライヴであった。
Text by 松下愛
Photo by 定藤 孝徳



