This is ロックンロール、This is Nikoん
そう告げた先には、煙たくて重たい、でも確かに明るい世界があった。
昨年は街の底STAGEでぐつぐつと沸き立っていたNikoんが、今年はBIG LEFT STAGEに登場。
Nikoんが鳴らす音は、どこまでも太く、鋭い。

マナミオーガキ(Vo&Ba)の歌声が響き渡る傍で、オオスカ(Vo&Gt)はステージを縦横無尽に駆け回る。重厚さを携えながら、凄まじい速度で突き進む彼らの音楽は、二人の姿と呼応していた。

気張らず、自分たちのやり方で一歩ずつ歩みを進めるNikoん。その現在地を、私たちは確かに目撃した。
「日本でいちばん美しいフェスだと思います」とボロフェスタへの愛を語るオオスカ。最後の曲「グバマイ!!」まで、会場の熱気は上がり続けた。ボロフェスタへの敬愛が、眩しく幸福感に満ちたロックンロールとなって降り注いだ。
Text by コニシミオ
Photo by はやた ゆうか



