ボロフェスタ25周年、開幕を告げるグルーヴ
25周年を迎えたボロフェスタ。キツネの嫁入りがその開幕を飾った。
キーボードの妖しいメロディーで演奏がスタート。「踊れ!」のシャウトとともに2本のサックスがカットインする。
金管楽器が織りなすジャジーなグルーヴ感で、観客の心をがっちりつかんで、さあ準備は完了。キツネの嫁入りの本領発揮だ。

変拍子を用いたドラムに、語り掛けるようなマドナシ(Vo&Gt)の歌唱。そしてそれを下支えするベースの安定感。えも言われぬ余情を残す金管楽器。それらが巻き起こすアンサンブルは、まだ温まり切らぬフロアを飲み込み、1つの熱い渦を巻き起こした。

デビュー20周年の年に、25年前から見ていたボロフェスタに出演できることを感謝してMCを締めくくったキツネの嫁入り。

キツネの嫁入り20周年の集大成として、25周年の開幕を飾る素晴らしいアクトとなった。
Text by 田中寛大



