【ナノボロフェスタ2020直前特集】ナノボロがKBSホールで開催!? そこに込められた想いとは!

Text by 村尾ひかり,松野瑞穂,石上温大

こんにちは!ボロフェスタ公式ブログです!
いよいよ『ナノボロフェスタ2020』の開催が今週末に近づいてきました!
待ち遠しすぎて、夜も眠れないという方もいるかもしれません!

ここ数ヶ月、生のライヴに触れる機会はすっかり少なくなってしまいました……。
そんな中での今年のナノボロは、いつものサーキット型ではなく、10月開催の『ボロフェスタ』で使用している、京都KBSホールで開催しちゃいます!
新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、広い会場でソーシャルディスタンスを保ち、安心して楽しめるようにするためです(ここだけの話、最初で最後のKBSナノボロかも!?)。
ナノボロ常連のみなさんは、特に会場をお間違えの無いよう、お気をつけてお越しくださいね。

さて今回は、『ナノボロフェスタ2020』を安心して、より楽しんでもらえるように、スタッフのリアルな声をお届けします!
じつは、ナノボロは毎年、学生から社会人まで、有志のボランティアスタッフが企画・運営を行っています。全員が音楽業界のプロではないけれど、音楽へのアツい想いは負けていません!
そんなナノボロスタッフのみなさんと、代表のミノウラヒロキさんに、「今年のナノボロへの想い」中心にお話を聞きました。

個性豊かなナノボロスタッフのみなさん

No.1 前の〆鯖子さん(スタッフ歴5年目/メーカーOL)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
今年は王道のラインナップもあれば、佐伯誠之助や村上“アッシュ”篤史、Laxenanchaosなど、「ナノボロに出るんだ!?」という意外なアーティストもおられて、いつもと違うナノボロを観れるのが楽しみですね。会場も今年限りになる(かもしれない)KBSホールですしね!! とにかく広い!

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
色々と世間は不便なこともありますが、何も言えないこんな世の中はPOISONなので、ナノボロフェスタで少しでも笑顔になってもらえるようスタッフみんなで頑張っております! 今年は特別なナノボロになると思うので、楽しみにしてて下さい~!!

No.2 とみーさん(スタッフ歴2年目/会社員・役者)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
日々変わっていく状況の中で、少しでも“安全で楽しい”を追求して作っています。だから良い意味で当日どんな景色になるのか、そこにアーティストのライブが加わったときどうなるのか!? スタッフの私もとても楽しみです!

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
手探りでわけもわからず初参加した去年、準備期間から本番を通して思ったのは、「音楽ってなんか良いなあ」でした。色んな趣味を持ったスタッフや色んなジャンルのアーティストがいて、みんな音楽が大好きで、そんな人たちが集まって大事に作られていくのがナノボロで、どこを切り取っても愛が詰まってるイベントだと思います!
私にとってナノボロは、“自分の知らなかった好きを探しに行ける場所”で、知らなかったものを誰かにまた教えたくなる場所です!

No.3 伏見のサブカル金魚botさん(スタッフ歴1年目/言葉にかかわる仕事)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
バンドからアイドルまで、ジャンルにとらわれないナノボロならではのユニークなブッキング

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
ここのところ生のライヴを愛する音楽ファンにはなんとも厳しい状況が続いていますが、そんな中ツイッターで“ナノボロフェスタ”と検索すると、開催を喜んでくださる方や、楽しみにしてくださっている方のツイートが多くあり、いかにこのイベントが愛されているのかを感じます。スタッフとしての参加は今年が初めてですが、安全第一をモットーに、来場される皆さんに安心して楽しんでいただけるイベントになるよう、精一杯努めます。

No.4 そらさん(スタッフ歴4年目/大学生)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
今年はコロナ禍だけど、開催できる喜びを噛み締めたい! どんな景色が観れるのか、今からドキドキです。

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
絶対に楽しくなる自信がある! 『ナノボロフェスタ2020』でしか観ることができないライヴになると思います!

No.5 さかもっさん(スタッフ歴5年目/会社員)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
アーティストの熱量を、自分の好きな場所で観たり、感じたり、ときには休憩したりと好きなように楽しんでもらえたら最高です。

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
開催場所が変わっても、ナノボロを成功させたいという想いは変わらず、お客さんに楽しんでいただく準備を進めてきたので、たくさんの笑顔と熱い感情が生まれたらいいなぁと思っています!

No.6 むらぴーさん(スタッフ歴5年目/音楽関係の仕事)

◎今年のナノボロここが楽しみ!
広いKBSホールで自由に生のライヴを体感できること。

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
「今年はこんなことやりたいね~」と呑気に会議をしていた3月、「まあ夏にはなんとかなるやろ~」と思っていた4月、先の見えない日々に頭を抱えた5月、ミノウラさんの「ナノボロ、KBSでやれへんかな?」の一言で暗闇に光が差した6月、開催に向け本格的に動き出した7月、そして迎えた8月。この夏の最高の思い出になることを祈っています!

ナノボロフェスタ代表 ミノウラヒロキ

◎今年のナノボロのコンセプトについて
コロナによって3月ごろから音楽業界全体を取り巻く状況が変わり始め、ライヴハウスにとってもミュージシャンにとっても大きな変化の期間になったと思います。その上で『ナノボロフェスタ』が今大事にしたいのは、やはり音楽を直接体感したときのエネルギーだと思い、様々な制限がある不自由な状況の中での“自由”を探したいと思いました。「生の音楽」そして「自由」をコンセプトにし、それを実現させる方法を考え始めました。

 

◎KBSホールでの開催に至った経緯とそこに込めた想いについて
本来『ナノボロフェスタ』はLivehouse nano(ボロフェスタ代表 土龍さんが店長を務めるライブハウス)を中心に、キャパ70人規模の会場をサーキットするイベントとして毎年開催していました。しかし今年は従来の形での開催が難しく、会議でも「配信だけでやるのがいいんじゃないか」「お客さんの人数を制限して同時に配信も行えばいいのでは」など、様々な意見が出ました。
その中で何を一番大切にしたいかと考えたときに、僕の中で何より「直接ライブが観たい」という気持ちが強くありました。広い場所で開催すればお客さん同士の間隔もとれるし、人数も減らさずに開催出来るのではないかと考え、開催に至りました。今できる最大限の音楽の場所を作り、その先の未来へ続けたいという想いです。

 

◎タイムテーブルのこだわりについて
熱いロックバンドから始まり夏の余韻へと昇華させていく1日目から、パンクシーンとクラブシーンが織り交ざった2日目、そして最後は全員の愛を体現するかのようにマンチェスタースクール≡で終わります。また、ステージはホール内に2ステージ、ロビーに1ステージの計3ステージで、常に音が止まることなく進行していきます。2日間を通して夏を駆け抜けていく、熱くて爽快感のある忘れられない時間になるはずです。

 

◎ナノボロへの想いを聞かせて!
入り口で検温をしたり、マスクは絶対着用、ステージとは一定の距離があるなど、今までの音楽イベントと比べると不自由な点が多いかと思います。でも、今作れる最大限の自由な空間をこの2日間に詰め込みました。お客さんの前で演奏するのが、3月以降初だというミュージシャンもたくさんいて、ライヴができることをすごく楽しみにしてくれています。
今回は本当に出演してくれるミュージシャン、一緒に作るナノボロスタッフ、そしてKBSホールという場所、関わってくれる皆様によってここまで辿り着いたという気持ちがあります。
僕たちはお客さんがいる事でイベントが出来ますし、続けていけます。
どうか夏のボロフェスタである『ナノボロフェスタ2020』を一緒に作って下さい! そして一緒に楽しみましょう!

いかがだったでしょうか?
今回の『ナノボロフェスタ2020』は、お客さんに生の音楽を楽しんでもらいたいという想いで、ナノボロスタッフが試行錯誤を繰り返しながら、作り上げてきました。
2日間を通して、その熱い想いを少しでも受け取ってもらえたら嬉しいです!

皆さんも新たな『ナノボロフェスタ』の歴史となる2日間を目撃しませんか?
会場でぜひお会いしましょう!