街の底STAGEに水平線のロックンロールが鳴り響く!
オーディエンスがひしめく街の底STAGE、今年のナノボロ1日目のトリを飾った水平線が、念願のボロフェスタ初出演!歓声が飛び交うなか、安東瑞登(Vo&Gt)がリードヴォーカルで歌い上げる「颱」でスタート。川島無限(Dr)のたたみかけるようなドラムも印象的な曲である。
後半「Throwback」そして水平線の代表曲と言える「ロールオーヴァー」では田嶋太一(Vo&Gt)の渾身の叫びに、腕を振り上げたオーディエンスの光景が見えた。
「Downtown」では水野龍之介(Ba)が天井に届きそうなくらいジャンピング、またステージを降りて階段付近でプレイ!会場の熱気がバンドにも伝わり、ライヴ自体を更に高揚した空間へと連れていく。とことんエモーショナルであり、まっすぐな音楽へのアティチュードをぶつけてくる水平線、全てが本当に絵になるバンドである。
バンド結成6年目、目標であったボロフェスタの街の底STAGEに立てたからこそ、次は地上を目指せると田嶋は言う。入場規制もかかったという街の底に溢れた熱量、鳴り響いた水平線のロックンロールのかっこよさ!頭のてっぺんからつま先まで完全に染められたオーディエンスが多かったことだろう。
最高な時間をありがとう!次は地上ステージで待っているぞ!
Text by Utayo
Photo by キョートタナカ