ナノボロフェスタ2021

FIFTHNEWHEAVY

FIFTHNEWHEAVYが体現する飽くなき “衝動” に激震必至のステージ 「メシアと人人」からバトンを引き継ぎ、ORANGEステージに登場したのは、英国より日本に逆輸入されたアグレッシブ・インダストリアル・バンド「FIFTHNEWHEAVY」だ。昨年7月に、自主インディペンデントレーベル「斜輪/Sharing From The Basements」を立ち上げ、コロナ禍でも止まることなく活動し続ける関西オルタナシーンの中枢バンドである。
ナノボロフェスタ2021

幽体コミュニケーションズ

まさに世界遺産のような音楽だ! 「山口将司(bed)」からバトンを引き継ぎ、どすこいステージに登場したのは、2019年に大学内のサークルのイベントをきっかけにpaya(Vo,Gu)といしし(Vo)の2人により結成された、地元京都のバンド「幽体コミュニケーションズ」だ。サポートギターに吉居大輝を迎え、2020年には「カクバリズムの文化祭」にも出演した。
ナノボロフェスタ2021

井上ヤスオバーガー

ナノボロフェスタ2021、どすこいステージのラストを飾ったのは井上ヤスオバーガーだ。1曲目は「自転車乗りの唄」。まっすぐな歌詞と京都中に響き渡るような力強い歌声で想いを届ける。とにかくアツい。彼の優しさや葛藤、メッセージがバシバシと伝わってくる。
ナノボロフェスタ2021

山口将司(bed)

それぞれが背負っているものとか 昼過ぎのどすこいSTAGEに現れたのは、bedの山口将司。 新型コロナの影響で、急遽バンドとしての出演がキャンセルになり、彼一人での出演となった。 この日のセットリストは、バンドで演奏する予定だった楽曲だという。
ナノボロフェスタ2021

Ochunism

Ochunismの織りなす幻想的なグルーヴに完全心酔。 ネイビーのつなぎ姿でGREEN SIDE STAGEに姿を現した6人組は、関西出身の“ジャンル不特定”バンド「Ochunism」。凪渡(Vo)、ちゅーそん(Gt)kakeru(Ba)、イクミン(Dr)、たいち(Key)、okada(sampler)の6人が織りなす濃厚で幻想的なサウンドが聴き手を惹きつける。
ナノボロフェスタ2021

LIGHTERS

ひまわりのように明るく暖かいサウンド。LIGHTERSが魅せた音楽の美しさ 隣のORANGE SIDE STAGEまで観客で溢れたGREEN SIDE STAGEに現れたのは、東京を拠点に活動する今大注目のインディ・ロック・バンド、LIGHTERSだ。
ナノボロフェスタ2021

NaNoMoRaL

「不幸せの中の幸せ」を歌うNaNoMoRaLが魅せた希望という道標 「後藤まりこ アコースティックviolence POP」からバトンを引き継ぎ、どすこいステージに登場したのは、2018年3月9日(ミクの日)に雨宮未来のソロユニットとして結成された、雨宮未来(Vo)と梶原パセリちゃん(Vo,Ma,Pr)の男女2人組アイドルユニット「NaNoMoRaL」だ。ソロなのにユニットかつ、アイドルなのに男女という特異な編成でアイドル界隈で異彩を放っており、活動当初はアイドルイベントへの出演がほとんどだったが、現在ではバンドライヴへの出演も多く、2019年には「ボロフェスタ」に出演していた。 MC土龍に呼び込まれ、サビの疾走感が痛快なパワーチューン「ビューティフルデイズ」でエネルギッシュにスタートを切る。一曲で会場の緊迫感を蹴散らし、連帯感とバイブスがぶち上がる。最高の幕開けだ。
ナノボロフェスタ2021

てら

「アイアムアイ」からバトンを引き継ぎ、どすこいステージに登場したのは、大阪の酩酊シンガーこと「てら」だ。酒と共にあるヘベレケな生活の中で起こったことや家族のこと、見たもの・聞いたことを曲にしていくてら(Vo,Gt)の歌は、言うなればエピソードトーク・ブルースである。初めにサプライズで最近バンドを結成したことを報告し、この日のライヴはバンドメンバーとなったみっくん(Gt)との特別編成での演奏となった。
ナノボロフェスタ2021

ULTRA CUB

もう、ずっと無敵。今のULTRA CUBに敵うものなどない ナノボロフェスタ2日目も中盤戦! 2つのステージ中央に構えられた巨大な「拳」が天井からぐんぐんと降りてきて、 観客が一体となって盛り上がったところで、登場したのはULTRA CUB!
ナノボロフェスタ2021

PK shampoo

PK shampooが会場のヴァイブスを一気に上げる!圧巻のステージ! ナノボロフェスタもいよいよ佳境を迎え、大勢の観客の前に現れたのは、PK shampoo。オープニングの映像に観客と一緒に夢中になるメンバー。「終わった?」とヤマトパンクス(Gt,Vo)は早くも会場に笑いを起こす。しかし1曲目「天王寺減衰曲線」が始まると雰囲気は一変。カズキ(Dr)の大迫力のドラムに、ニシオカケンタロウ(Ba)の心地いいベースライン。チャッチーなメロディーを美しく弾きこなす福島カイト(Gt)。そして叙情的な歌詞を心の内部から吐き出すように歌うヤマトパンクス。これぞPOPS最先端。マスクの下で思わず息を呑んだ。