常に全速力のシンガー・ソング・ライター・井上ヤスオバーガー、魂のライヴ。
ナノボロフェスタ2021、どすこいステージのラストを飾ったのは井上ヤスオバーガーだ。1曲目は「自転車乗りの唄」。まっすぐな歌詞と京都中に響き渡るような力強い歌声で想いを届ける。とにかくアツい。彼の優しさや葛藤、メッセージがバシバシと伝わってくる。
3曲目の「ヘブン」ではハーモニカの音色も加わり、迫力も増す。彼の熱い想いは観客の心を確実に掴んでいた。目頭が熱くなるほど魂のこもった歌声を、このナノボロフェスタで、生で聞けたことが本当に嬉しかった。
「シンガーソングライター」では彼のライヴへの愛、音楽への愛が美しいアコースティックギターの音色とともに届けられ、音楽に真正面から向き合う井上ヤスオバーガーの誠実な姿勢に激しく心を打たれた。
今後も彼の音楽活動は続く。配信を行なっているYouTubeチャンネルも、9月3日にスタジオnanoから行われる配信ライヴも要チェックだ。