初出演のWANG GUNG BAND！ その世界観に引き込まれる
Never Dieステージで存在感を放ったのは、ナノボロフェスタ初出演のWANG GUNG BAND。
バレーボウイズでも活躍している杉本周太(Gt,Vo)を中心に結成、新体制初ライブとなる今回。藤澤信次郎(Key,Vo)は昨日、「マジで見逃さない方がいいです。音源と全然違う仕様になってる」とTwitterでつぶいていた。その言葉通り、音源とはまた違った、臨場感のあるライヴだった。
口笛から爽やかに始まった1曲目「SUNDAY」。誰もが、このバンドはやばい、と感じたはずだ。楽器が重なったときの圧倒的グルーヴ、一音目から会場の空気が変わった。
2曲目「風に追いかけて」では、メンバー同士顔を見合わせ、笑顔で演奏する姿が印象的であった。音源にはないアレンジ、ピアノとシンセのハーモニーから始まった3曲目「冬の足音」。
上記の3曲は、現在、唯一の音源1st.EP『冬と猫』に収録されている。
間髪入れずに4曲目、ライヴはどんどん進んでいく。激しいソロの掛け合いにより、会場の盛り上がりも最高潮に！ ステージから目が離せない。
少しMCを挟んだあと、「土龍さんありがとう！ 最後、素敵な相棒！」と始まった最後の曲「素敵な相棒」。素直にもう終わってしまうのか、もっと見ていたい、という気持ちであった。曲中、藤澤が「どうすか？ WANG GUNG BAND最高じゃないですか？」と問いかけると、会場から歓声が飛んだ。
今回、彼らの演奏を生で見たのは、初めてであったが、グルーヴィーで楽しそうな演奏、心地のいいコーラス、一瞬にしてとりこになった。WANG GUNG BANDは最高だ。これからの活躍も目が離せない。
