京都愛･ナノボロ愛･ライヴ愛を伝え合う感動的なパレード！
河内REDSからバトンを引き継ぎ、Never Die ステージに登場したのは、
地元京都のスリーピース・インディーズ・バンド「シンガロンパレード」。
「What’s up!?」でパレードは幕開け！ 彼らの音が鳴れば、そこはもうキラキラと光るダンスフロアだ。次のキラー・チューン「UFO」では、
Live Foever ステージでthe McFaddinを待つ人らまで魅了し、ホール全体が「UFO UFO」のリズムに乗り、みな体を揺らしていた。
3曲目は「KBSでやるくらいだから、京都市が知っていてもいい曲なんじゃない？」と訴え、ボロフェスタではもうお馴染み「KYOTO-JIN PEOPLE!!」へ。
京都の東西南北の寺院をシンガロングするノリはご時世的に叶わなかったが、地元京都への愛は伝わってきた。
そしてジョン＝エブリバディ（Dr,Cho）のタイトかつノリがよいドラム叩きと、その表情がまた素晴らしかった。
MCでは「音楽がなくても死ぬことはないけど、生きている心地がしないのさ。歌わなかった日は生きた心地がしないのさ。だから今日、部屋から連れ出してくれたナノボロありがとう！」と語り、熱量そのままに4曲目「好きにしたい」。
アカペラ、マイクなしで聴くみっちー（Vo,Gt）のハリのある澄んだ声がKBSホール中に響き、オーディエンス一人ひとりに突き付けられた。
「ナノボロ最高！」とみっちーが言い放ち、ラストはライヴの締めに相応しい華やかなナンバー「Have a nice day」の軽快なグルーヴで押し切った。
シンガロンパレードのライヴはハンドクラップが自然に起こり、高揚感から自然に腕を上げたり、リズムを取るなど、とても自由で楽しい。アーティストとオーディエンスという、純粋な関係性がとても感動的だった。
オーディエンスがパレードに加わったような、迫力満点かつポップでハッピーな楽曲のオンパレードで、今日も関西ノリ全開なシンガロンパレードのステージはセンセーショナルかつ多幸感に満ちていた。
